コアヴィレッジ監修者の五藤博義氏には発達障害の知識ページも監修を受けております。正しい知識をたくさんの保護者様へお届けしたく、コアファイズ代表の山田が執筆しているページです。

AI時代だからこそ、本当に必要な力とは?

「便利」が当たり前になった時代

最近、よく考えることがあります。

 

AI時代を生きる子どもたちにとって、本当に必要な力って何だろう?

 

私は、児童発達支援・放課後等デイサービスを運営していますが、1人の母でもあります。

 

我が家の小4の娘は、書くことや計算が苦手です。

2年生の終わり頃、「LINEを使えば文字に触れるので書く練習にもなるかな」と思って、自宅のタブレットにLINEを入れたのですが・・・

 

まさかの音声入力を使っていました(笑)

 

そして小4になった今。

検索も、メッセージも、もはや音声入力が当たり前。

 

計算も、自分で考えるより先に、AIに聞いてしまうこともあります。

「そっちを使うんかーい!」と思わずツッコミたくなる場面もありますが(笑)考えてみれば、それも今の時代らしい姿なのかもしれません。

子どもたちは、私たちが思っている以上のスピードで、新しい技術を自然に使いこなしているんですよね。

 

数年前には考えられなかったことが、今では当たり前になっています。

だからこそ、

書けること、計算できること。だけではなく。これからの子どもたちに本当に必要な力って何だろう?と考えることが増えました。

 

AIにはできないこと

昔は、「読む・書く・計算する」が学びの基本でした。

 

もちろん今でも大切な力です。

 

でも、AIやICTが急速に進化している今、それだけではない時代になってきましたよね。

知りたいことはAIが教えてくれる。

文章もまとめてくれる。

翻訳もしてくれる。

 

だからこそ、これからの子どもたちに必要なのは、

どう考えるか

どう人と関わるか

好きなことを見つけて夢中になれるか

 

そんな、人だからこそ育める力ではないでしょうか。

 

先日、AI時代の子育てについて書かれていた記事を読み、とても共感した言葉がありました。

「AI時代に勝てる子どもを育てるのではなく、どんな時代が来ても、自分を見失わない人を育てることが大切。」

まさにその通りだと思います。

 

AIはこれからも進化し続けるでしょう。

 

でも、人を思いやる気持ちや、自分で考える力、失敗してもまた挑戦する力、好きなものを見つけて大切に育てる力は、AIが代わりに育ててくれるものではありません。

 

私たち大人にできることは、「AIに負けない子」を育てることではなく、どんな時代でも自分らしく幸せに生きていける子を育てること。

 

コアヴィレッジでも、一人ひとりの「できる」を大切にしながら、そんな力を育む支援を続けていきたいと思います。

 

監修
五藤博義

五藤博義

学習⽅法研究者

学習環境について⻑年、研究開発を続ける。複数の⾃治体で特別⽀援教育担当教員研修の講師や都⽴特別⽀援学校の外部専門員(アセスメント)を務めた。ベネッセコーポレーションニューメディア研究所⻑などを経て現在、レデックス株式会社代表取締役、主幹研究員。コアヴィレッジでの発達障害支援において全般的な監修を行う。